家庭菜園②〜土づくり〜
こんにちは。sumile☆です!
さて、今回も家庭菜園のお話をしていきたいと思います。
前回は、段ボール植木鉢を作ってみたので、今回は土づくりの話をしていきます。
土は野菜の生育にとって重要なものです。
また、今回の家庭菜園のコンセプトは“最終的には土に還る”家庭菜園です!
そのため、なるべく自然の物からできた土をブレンドして使うことにしました。
それでは、土づくりについて書いていきたいと思います。
栽培に適した土とは?
良い土というのは、物理性・生物性・化学性という土壌の性質が良い具合にバランスを保っていることです。(農業系の学部を卒業したのに語彙力汗)
具体的に言うと、物理性とは土壌を構成している団粒構造による、土壌の通気・排水・保水・保肥の機能のことを指します。簡単に言うと水の移動に関することですね。化学性とは、土壌のpH(酸性・中性など)のことを指します。作物を育てるのに最適な土壌pHはだいたい弱酸性から中性といった感じです。生物性とは、土壌微生物やミミズなどの土壌中の生き物のことを指します。肥沃で豊かな土壌には、土壌中の生物がたくさんいます。余談ですが、物理性を高める土壌中の生物として、ミミズがいます。ミミズは、土壌中を動き回ることで水や空気の通り道を作り、土を食べて糞をすることでより細かな団粒構造を作ります。また、ミミズが出す糞がアルカリ性で酸性に傾いている土壌を中和したり、ミミズの糞を分解する微生物が集まったりと土壌の化学性・生物性にも寄与しています。
これらのことから、一般的な野菜栽培用のプランターの土はこれら土壌の性質ができる限り最適になるように調節します。最初から調節されている培養土もあるのですが、今回は最初のテーマである“最終的には土に還る”家庭菜園ということで、なるべく自然の物のみを配合して土壌を作ることにしました。
今回用いた土
“最終的には土に還る”家庭菜園がコンセプトのため、なるべく自然のものを配合して土壌づくりをしました。
用意した土は以下の2つです。
腐葉土とは、簡単に言うと落ち葉で作った土のことです。腐葉土のみでは植物にとって必要な栄養が足りないので、今回は堆肥も配合されている腐葉土を使いました。しかし、どのような堆肥が配合されているのかは記載がなくあまりわからず…ちょっとそこまで知りたかったですが、今回はひとまずこれでいきましょう!
赤玉土小粒は、土壌の物理性を高めること目的で、腐葉土に混ぜました。この赤玉土小粒は、手でギュッと触ったらポロポロと崩れる土の粒がたくさん入っています。なので、この土の粒の隙間に水が溜まることで、保水性が高まります。赤玉土には、大粒・中粒・小粒・小粒よりもっと小さいやつがありますが、今回は土に混ぜて保水性を高めることが目的のため、土に混ぜやすく、粒の形もある程度保てる小粒にしました。
土づくりの方法
では、早速土を作っていきましょう!
用意するものは以下の6つです。
- 土(今回は、腐葉土:20L、赤玉土:20Lを使用)
- プランター(今回は、段ボール植木鉢)
- ビニールシート(土によって部屋が汚れないように)
- ビニール袋(使う土の容量に合わせて、大きめのものを用意)
- 適当なマグカップ(土に水を入れる時に使う。容器ならなんでも0K)
- スコップ(土を混ぜるため)
作り方
- まずは会場の設営です。家庭菜園なので部屋で作業する方も多いかと思います。部屋が汚れないように最初に大きなビニールシートを敷きましょう!
- 次に、大きなビニール袋に買ってきた土をどさどさと入れます。今回は、腐葉土に堆肥が入っていることから、肥料(栄養)を入れずに、腐葉土を赤玉土を1:1で混ぜました!もし、肥料(栄養)も入れたいって人は、腐葉土の量を少し減らして、その分肥料(栄養)を入れてください。
- そして、ビニール袋に土が湿るくらいの水を入れます。これは、腐葉土に堆肥が入っていることから、土壌微生物を活性化させるために水を加えました。それと、土は乾燥している時と水を入れた時とで量の多さ(フカフカかどしっとしてるか)が変わってくるので、水は必ず入れて実際の土の量を確認しましょう。
- これを、プランター(段ボール植木鉢)に入れて完成です☆
早速小松菜を植えました!実はもう植えて一週間以上経っています(ブログが追いついていない💦)
まあ、みなさん想像しているかもしれないトラブルや他にも嬉しいことなど起こっているので、経過もきちんとブログに書いていきたいと思います!
それでは、また会いましょう!